MIDORI HARIMA









"Worker’s Song"
 
2022年 シングルビデオ及びサウンドインスタレーション
台座、ウーファー、音楽再生デバイス、モニター 
サイズ可変



展覧会の構想の為に、藤沢市のゴミ処理場を訪れた。監視のためにモニターにリアルタイムで映し出される大量のゴミの映像自体の魅力と共に、その映像がどこにも保存されず、そのイメージを所有するものもおらず、数名の職員によって見られるのみで、時間の経過と共に過ぎ去っていく映像であるということが、心に残り、それをアナログフィルムで記録したいと思った。それらの映像と共に、同じように消費されて消えていく「ゴミのような」音楽を、重低音の振動に変換し、足元から感じられる装置(ウーファーを板で囲って、低音が箱の中で反響して増殖されるような台を作り、中のウーファーを音楽再生装置に繋いで、重低音のみを取り出してプレイすると、足元の台が重低音に合わせて振動する)を作った。音楽から重低音を取り出して、振動として感じてもらいながら、流れていく映像を見ることを通し、重低音のように、社会の基盤に、なくてはならない職業として存在しながら不可視化されている労働(者)の存在を、祝福するような作品を作りたいと思った。












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