MIDORI HARIMA 




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"印刷の風景/カレンダー"
2022年
インスタレーション、サイズ可変
ユポ紙、シルバーマイラーフィルム、ガラス及び中古カレンダーにスクリーンプリント、中古建具、木材、鏡
撮影:熊野淳司

"Landscape of Prints / Calender"
2022
Installation, variable dimensions
Silkscreen on Yupo paper, silver mylar film, used calender and glass, used shoji-screens, wood, mirror
Photo by Junji Kumano

自分が生まれた年である1976年から最近までのカレンダーを、シルクスクリーンに変換し、刷ったものを、古い建具に貼り、レイヤーとしての構造物を制作した。中心には、シルクスクリーンの感光に用いられているメタルハライドライトランプを設置した。通常、裏と表が同時に見えてはいけない印刷物の裏側から強い光を当てることで、裏と表が同時に見える構造は、「複数のレイヤーを統合することで一つのイメージを構成する」という、版画のプロセスの前段階である「一枚のイメージを複数のレイヤーに解体して考える」という版画のプロセス/考え方に基づいている。ランダムに重ねられ、水平に稼働するレイヤーは、印刷物の中に存在する時間を表象し、それぞれのイメージが持つ意味の解体に向かう。




EXHIBITIONS


”裏側からの越境/Crossing the Boundary From Behind” Oct 8 ~ Dec 18, 2022








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